医療機関の使い分け

○医療機関ごと、得意と
する疾患が異なります
○疾患毎の診療に適した
医療機関を受診するよう
、心掛けてください

整形外科○脊椎の障害に由来する首の不調は、整形外科を受診しましょう
○手足のシビレがあれば、頸椎性障害の可能性ありと考えられます
脳神経科外科○頭蓋内に機序を持つ頭痛は、MRI/MRAを撮影する必要があります
○急激に起こった激しい頭痛は、脳神経外科を受診しましょう
頭痛専門医○頭痛外来クリニックでは、色々なタイプの頭痛が鑑別可能
○頭痛が起きる直前に、眩しい光が見えるなら、偏頭痛の可能性があり。頭痛外来受診が適しています
ペイン
クリニック
○主にブロック注射で、筋肉の不調を治療します。痙攣性の要素があれば、著明改善を期待できます
徒手理学療法○理学療法士、柔道整復師、国家指圧師の三職が、徒手理学療法を実施できる医療免許です
○交通事故後の頚部不調は、理学療法士のいる整形外科病院や、柔道整復師のいる接骨院を受診するのが良いでしょう
○筋肉や腱の病的異常を背景とし、首が痛い、頭痛がする等の症状があれば、指圧治療院で診療を受けることが出来ます
  • およその目安として、急性発症かつ増悪傾向が顕著な頭痛は、すぐに高度専門医療機関を受診して下さい。逆に、長期化している慢性的な頭痛や首の不調は、当院で責任をもって診させて頂きます。ちなみに、頭痛の半数以上は指圧治療で著明改善が望める「大後頭神経痛」です。

頸性神経筋症

○最近、当院を受診される
患者様のなかに、頸性神経
筋症を呈する方々が大変増
えています
○この病気は不良姿勢下で
長期間パソコンやスマホを
操作することで発症します
○重症化させてしまうと、
難治性で、治療には専門的
知識が求められます。当院
では、医師に向けてこの病
気を解説する為の医学教本
を執筆しています
○本症で障害されている部
位と、それに対応する症状
を列挙します

大後頭直筋
目の奥の刺すような痛み
下頭斜筋
左右が向きにくい
頭半棘筋
慢性疲労、吐き気、めまい、頭痛
前/中/後斜角筋
首の痛み、肩凝り
上後鋸筋
背中の痛み、肩凝り

首の治療と国家医療資格

○首には重要な神経群が密集
○これを、無資格の民間人が
出鱈目にいじると、重篤かつ
回復困難な健康被害を生じる
危険性がある
○国家指圧師は、国が定めた
医療関連職種であり、3年間
の基礎医学過程を卒業、国家
試験に合格などしている
○よって首の治療は国家資格
のある治療院で受けましょう

取り扱いポリシー

○当治療室は厚生大臣免許
保健所届出施設ですから、
法令遵守の姿勢で、疾患の
取り扱いを行っています
○よって、徒手理学療法の
適応が、医学的にみて妥当
と考えられる疾患に限定し、
診療をお引き受けしています

  • 頚椎ヘルニアによる首の不調や、血管性の偏頭痛など、専門医による診療が必要不可欠な疾患群についても、「私なら治療可能だ」と主張する無資格治療家が散見されます。そうした、医学の妥当性に欠ける独善的考え方は、患者不利益に直結するため好ましくありません

powered by crayon(クレヨン)